韓国では、中医学を基礎とした東洋医学が、独自の「韓方医学」として発達しました。現代の韓国には西洋医学と韓方医学の二つが共存しており、西洋医師、韓方医師ともに、国家資格をもつ医師として広く活躍しています。
韓医院(ハニィウォン)と病院の使い分け
韓国では、韓医院と一般の病院の二つが共存しており、ともに国家資格を持つ医師が活躍しています。そのため、韓国人が体の調子が悪い時には、二つの方法があります。
まずは一般的な病院で診察をを受け、西洋薬(新薬)の処方を受ける方法です。病気の原因が特定できている場合や、緊急的に治療や手術を要する疾患、感染症などの場合に適しています。
もうひとつは、韓医院で治療を受けたり、体質・体調に合わせた韓薬の処方を受け、症状をおさめ、病気に強い体質に改善していくという方法です。
普通のお薬と韓方薬(漢方薬)の使い分け
西洋薬(新薬)は概ねひとつの成分で構成されていて、ピンポイントに効果を発揮します。例えば、頭痛の場合、西洋薬は痛みをブロックし、つらい痛みをやわらげてくれます。
反対に韓方(韓国の漢方)薬には、数種類の生薬が入っていて、一つひとつは穏やかな作用ですが、合理的に組み合わせることで、確実な効果を発揮します。血液循環を円滑にしたり、体質を改善していくことで、頭痛をやわらげ、頭痛を引き起こしている原因を取り除きます。
このように症状を改善しながら、根本から治していくことが韓方の目的であり、一つの薬方で色々な病状に対応することができます。
病院に行っても原因がわからない、検査をしても異常がないのに自覚症状があるなど、慢性の不調や、体質を原因とする症状には、韓医院での治療が適しているといえます。
ジェセイン韓医院では、みなさまの体質や症状に合わせて、最適な治療をご提案いたします。お悩みの症状がありましたら、お気兼ねなくご相談ください。