ダイエットで体重が落ちない理由

ダイエットをしても体重が落ちない理由はさまざまです。考えられる理由をいくつかご紹介します。

長期間継続してダイエットをしている方

ダイエットを続けていると、これまで順調に体重が減ってきていたのに、思うように変化があらわれなくなってくることがあります。

何をしても体重が減らない時期

 健康を保ちながらダイエットできる適度な体重は、ひと月の元の体重の5％までといわれます。順調に体重が減り、分母となる体重に対する比率が低くなったため「体重が減らなくなった」と感じることもあります。

 ダイエットの「停滞期」
停滞期は、「最近食べ物が身体に入ってこない。このままだと危険だ」と、身体が自らを「飢餓状態」であると判断し、基礎代謝量を低く抑え、少ない食事からでもエネルギーを吸収しようと調整するためにおこります。停滞期は、身体に備わっている生存本能によるものであり、健康な人であれば、いつかは必ず訪れます。

 低体重の方（BMI18.5未満）
ダイエットの停滞期と同様の理由で、身体が自らを「飢餓状態」であると判断し、栄養を逃がさないようにします。ベスト体重はひとそれぞれの部分もありますが、一番病気にかかりにくく健康を保つことができるのは BMI22 程度といわれます。

他のお薬を併用されている方

 同時に違うタイプの漢方薬や西洋薬（新薬：化学的に合成したお薬）を飲まれている場合、飲み合わせが禁忌でなくても、それぞれの薬の作用が充分に発揮できないことがあります。

経口避妊薬、エストロゲン、プロゲステロンなど、黄体ホルモン剤を服用されている方。これらは生理前の黄体期の状態をつくります。簡単に表現するとからだを妊娠しているような状態にさせます。妊娠した状態を安定させるために、からだは栄養を取り込みます。
このホルモンは血管を拡張させ、血流のとどこおりにより水分がたまり、むくみやすくなります。 むくむことで体温が下がり、さらに血行が悪くなります。食欲が増し、眠くなったり、体の不調だけではなく、いらいらや憂鬱感など、こころの不調もあらわれます。

ダイエット韓方の服用期間が長い方

初めてダイエット韓方を服用したときはよく効果があらわれたけど、だんだん効かなくなってきた、という体験談を聞いたことがあるでしょうか。

お薬は食べ物と同じく肝臓を通って代謝されます。お薬はからだにとっては「異物」とみなされ、からだは肝臓で解毒しようとします。からだはこのような代謝のサイクルを覚えています。そのため長期間同じ薬を飲み続けている方は、本来の効果を発揮する前に分解されてしまうため、効きにくくなります。寛容性、いわゆる「耐性がつく」といわれる作用です。

体重が落ちないときは？

身長、体重、体質、体調のほかにも、お薬の服用履歴やダイエット歴のほかにも、薬効が出やすい方、出にくい方もなど、100名なら100通りの背景があり、反応や落ちない理由はさまざまです。それでは、体重が落ちない時期はどうすれば良いでしょうか。

❍  体重の維持を目的にする
まだダイエットの余地がある方は、減った状態の体重を維持していれば、それが元の体重であるとからだが認識します。また減る時期がやってきますので、その期間は、体重を増やさないことを第一の目的に切り替えましょう。

停滞期は健康な人なら必ず訪れる生存本能

❍  服用量、成分や濃度の調節
オーダーメイドでおつくりする液体の韓方は、体調により濃度を調整したり、成分を変えることができます。お気軽にご相談ください。